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手帳がグシャグシャになったので家計簿を「稟議」で管理することにした⓵

紙が折れて心も折れる

仙台への出張が決まり、会社に置きっぱなしだった手帳を持ち帰ることになった。
ところが、荷物に押しつぶされた手帳はグシャグシャになってしまった。

見た目の問題だけではない。ヨレヨレの手帳を開くたび、書き込む気力がごっそり削がれるのだ。
毎日の出費を記録する家計簿は、続けることが何より大切だ。
やる気が折れた時点で、紙の手帳はもう役に立たなくなる。

そこで私は、思い切って家計簿の管理方法を変えることにした。

紙の手帳の弱点と乗り換え先に選んだ「Pleasanter」

紙の手帳は手軽だが、壊れやすく、集計も自分で電卓を叩くしかない。
月末に「今月はいくら使ったのか」を出すだけでひと苦労だ。

乗り換え先に選んだのは「Pleasanter(プリザンター)」というツールだ。
会社の申請・承認や、仕事の進み具合の管理に使われる業務改善アプリで、クラウド版には無料プランもある。
本来は家計簿のために作られたものではない。
しかし使い方を少し工夫すれば、家計簿として十分に使える。

専用の家計簿アプリがすでに数多くあるのに、なぜ業務ツールなのか。
理由はシンプルで、すでに仕事や趣味の管理で使い慣れていたからだ。
新しいアプリを覚えるより、手元のツールを転用するほうがハードルは低い。

家計簿に「稟議」の機能を使うしくみ

やり方はこうだ。
まず新しいアプリを作成し、人事・総務系の「稟議申請」の型を使う。
そして出費のたびに稟議書を1枚起票していくのだ。

つまりカップ麺を1個買うにも稟議が必要になる。
大げさに聞こえるかもしれないが、慣れれば入力は数十秒で終わる。

私の場合は1日の出費の合計額を1件の稟議にまとめている。
もっと細かく予算まで管理したい人は、ファミリーレストランで1回食事をするのにも稟議が必要、というルールにしてもいい。
自分の家計に合わせて、管理の細かさを自由に決められるのが、この方法の面白いところだ。

 

2026/10/03 CRM